歯周病は自覚症状がない病気

歯周病は自覚症状がない病気
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  歯周病 (歯槽膿漏)は自覚症状がない病気
歯周病は「沈黙の病気」とも呼ばれています。自覚症状がなく、痛みを伴わずゆっくりと進行し、 歯を支える骨が溶けてしまう病気 です。 ときには一時的に歯ぐきが腫れや違和感を感じるものの、放っておくとまたその症状が治まるという経過を繰り返しながら、歯を支える組織が破壊されていきます。 進行すると歯がぐらぐらしてきて、ついには歯を失ってしまうやっかいな病気です。
 
自覚症状が出たときは重度の歯周病
歯周病により骨が溶けだしても痛くもかゆくもありません。はっきりと不快なサインがあるなら、誰でもすすんでその対策をとるでしょう。 ところが歯周病の場合には、かなり悪くならなければ、目立った自覚症状はありません。 かかり始めは、指でゆすって歯が揺れることもありません。 噛みしめたときに歯が揺れる、または痛くなったり、歯ぐきから膿が出るといった自覚症状があるようだと、もう重症です。 これが歯周病のこわさです。
定期的に歯医者さん(歯科医院)で メンテナンス を受けている人はいいのですが、そうでない人は重症になってはじめて歯周病に気づいて治療を始めるのが現状です。

日本では、成人の4人に3人はなんらかの症状があると言われています。
 
歯周病は静止期と活動期を繰り返して進行する
身体の抵抗力が強いときは歯周病の進行は一時的にゆっくりになります (静止期)。 一種の休火山状態で、なおったわけではありません。 身体の抵抗力が弱まり歯周病菌の力が強くなると、火山が噴火するように突然進行します (活動期)。 このようにして歯を支える組織は時間の経過とともに階段状になくなっていきます。
ほとんどの患者さんは、この活動期(急性期)に症状を自覚し、悪くなって来院したときから歯周病の治療をはじめているのが現状です。 このような活動期(急性期)では、歯医者さん(歯科医院)では、腫れた歯ぐきにメスで切り膿を外にだしたり、消毒などして応急処置をしてくれるでしょう。 膿が出てしまうと痛みは消えるのです。しかしこれで歯周病がよくなったと思ったら大間違いです。
 
歯周病の治療は、かかり始めが簡単です
歯肉炎は歯ぐきだけの炎症。しかしそれが進行した歯周炎は歯の土台が破壊されるこわい病気です。 歯の土台が破壊され一度進行してしまうと回復が難しい病気です。 歯周病の治療はかかり始めが簡単です。 ほんの1〜2か所に深めの歯周ポケットを見つけたときが、歯周病を治療するチャンスです。 歯周病はひどくなってから治すことは難しいけれども、かからないようにすることは、難しくない病気です。 治療の仕方を「治すこと」から 「悪くならないようにすること」 へ方向転換すれば泥沼に入り込むことはないでしょう。
歯周病は一度進行すると、元に戻らない病気です。 元に戻るのは、歯周病にかかり始めの歯肉炎だけです。 ですから早めに治療すること、進行させないこと、予防することが、とても大切です。
歯周病はむし歯と違って、重症にならなければこれといった症状がありません。 これが治療を困難にしている原因です。 ポケットが6〜7mmまで深くなった状態で来院されても、元通りに完治するのは難しく、歯肉が痩せてしまったり、後遺症が残ります。 ポケットが3〜5mmのころまでが、完治が望める治療のターゲットです。

歯周病は、膿が出たり痛みが出るときはもう重症です。 そうなる前、ほとんど自覚症状のないうちに治療をはじめるべきなのです。
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